【WANDS BUYER’S GUIDE】ニューワールドのリースリング

今回のテーマはニューワールドのリースリング。これまでドイツ、アルザスのリースリング(ドイツは辛口限定)
をテイスティングしてきたが、全般的に高得点のワインが多かった。そこで、さらにリースリングのポテンシャル
を探るべく、ニューワールドに目を向けた。エントリーは最多がオーストラリアで、続いてニュージーランド、アメリカ、チリ、アルゼンチン。造り慣れたオーストラリアがトップかと思えば、ニュージーランドが僅差で1位を得た。

構成:柳 忠之

 

柳 忠之(以下、柳):今回はニューワールドの“辛口”リースリングというくくりで、ドイツのトロッケンにならって残糖9g/l未満のワインを対象にしたところ、エントリーがかんばしくなかったので、途中で残糖制限を取り払いました。とはいっても、結果的に9g/lを超えるワインは10本にも満たなかったのですが。

井黒 卓(以下、井):ドイツ、アルザス、オーストリアなど、ヨーロッパには偉大なリースリングがたくさんあるので、ニューワールドでも冷涼な気候のエリアなら、きっと素晴らしいリースリングが見つかるに違いない……というのが、今回、テーマに取り上げた根拠でした。でも、ワイン集めに苦労されたんですね?

柳:ニューワールドでは、リースリングがその産地を代表する品種になりづらいということですかね?

続きは、WANDS 9-10月号
【特集】オーガニックワイン2023
【特集】転機迎える秋のビール
【BUYER’S GUIDE】 ニューワールドのリースリング
をご覧ください。
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