ニッカウヰスキーのコンセプトバー「THE NIKKA WHISKY TOKYO」期間限定オープン

アサヒビールと子会社のニッカウヰスキーは、8月から期間限定でニッカウヰスキーのオフィシャルバー「THE NIKKA WHISKY TOKYO」を表参道にオープンする。期間は2024年8月7日から12月25日まで。日本国内のトップバーとのコラボレーションにより、多彩なウイスキーベースのカクテルを楽しめる。

「THE NIKKA WHISKY TOKYO」で提供されるカクテルの例。

「MEET」で提供される「オールド ファッションド」は「シングルモルト余市」をベースとし、桜チップスモークに火をつけて煙を演出する。

バーは二つのエリアに分かれ、提供されるカクテルは異なる。入口側の「The Lounge -MEET-」のコンセプトは“ネオ・クラシック”。ウイスキーとの出合いを楽しむための空間だ。ウイスキーを飲み慣れていない初心者や若年層が気軽に入り込めるよう、世界で定番のカクテル11種を提供する。写真付きのメニューリストを通じて、見た目からもわかりやすく、カクテルの多様性に触れることができる。

奥側の「The Bar -EXPLORE-」のコンセプトは“革新・イノベーション”。ウイスキーやカクテルに慣れ親しんでいる客層に向けたエリアで、「MEET」からさらに踏み込んで、ウイスキーの奥深さや新たな魅力を探求する場。ここのメニューは北海道から沖縄まで国内のトップバー13店とコラボレーションし、クラシックカクテルをベースに各店が独自にアレンジしたオリジナルカクテルを提供。メニューリストには各店がカクテルに込めたメッセージが日本語と英語で記載され、その世界観やアレンジのセンスを楽しめる。「MEET」で提供される定番カクテルを進化させたものもある。例えば『パーフェクト ニッカ』は「オールド ファッションド」のアレンジで、『ニッカ カフェグレーン』をベースにコーヒーを蒸留した芳香水やカカオリキュールなどを使用。このほかにも独創的なカクテルが用意されている。

「THE NIKKA WHISKY TOKYO」でこれらのカクテルを提供するのは、国内の有名バーテンダーたちだ。さらに今後、世界のトップバーからも著名なバーテンダーをゲストに招く予定という。

ニッカウヰスキーは今年で創業90周年を迎えた。節目を迎えて、創業者・竹鶴政孝の哲学を尊重し、より多くの人々に“ウイスキーを通して人生そのものを愉しんでほしい”という願いを込めて、新たなコミュニケーション・コンセプト「生きるを愉しむウイスキー」が掲げられた。本店はその実現の場として機能し、ロックやハイボールではなく、あえてカクテルを中心に据えることで、ファン層の拡大を図る。
「日本国内のウイスキーユーザーの9割以上の飲み方はロック、水割り、ハイボール。一方、海外ではウイスキーを使ったカクテル文化が浸透している。そこで世界で人気のカクテルを提供し、ウイスキーの多様な楽しみ方を発信していく」と、ニッカウヰスキー グローバル事業戦略部マスターブランドリーダーの加藤寛康氏は話している。

 

「THE NIKKA WHISKY TOKYO」
東京都港区北青山3-5-27 1階(表参道駅から徒歩1分)
電話番号:0120-5115-90
営業時間:8月7日〜12月25日 月〜金:17:00〜23:00、土日祝:14:00〜23:30
客席数:計55席(The Lounge -MEET- 36席、The Bar -EXPLORE- 19席)

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