冷涼地アンダーソン・ヴァレーでピノ・ノワールに特化するダックホーンの「ゴールデンアイ」

もっとも南に位置し温暖なConfluenceVineyard。新樽率は50%と低く、ブルーベリーなど明るくフレッシュな果実の風味、そして極めて滑らかなテクスチャー。

 

ゴールデンアイのフラッグシップとなるTenDegrees は4つの畑の最良のブロックから収穫された葡萄からつくられるワインをブレンドしたもの。試飲した2009 年は“fantastic year” とか。新樽100%のフレンチオークで16 か月熟成。

 

なお、この日、エクスポート・セールス・マネジャーのブライアン・ボストウィック氏が語ったところによると、ナパのダックホーン・ヴィンヤーズが40 年間のリース契約で単一畑ワインを造ってきたThree Palm’s 畑(約30ha)が今年5月、オーナーのアップトン家との交渉がやっと成立し、ダックホーンが正式に所有することになったという。「ダックホーンにとっては宝の様な存在。気持ちが大いに盛り上がるビッグニュースだ」と、ブライアンは嬉しさを隠しきれない表情を見せていた。(M.Yoshino)

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