グリル料理と合わせて魅力を発揮 ザ・ヘス・コレクションの新ラインナップ

キング・オブ・ナパのキャッチフレーズで知られる、ザ・ヘス・コレクションが、新たな戦略で日本市場にリローンチ。アジアディレクターのクレイグ・キャンベルと、新たに輸入取り扱いを開始した都光の代表取締役社長阿部健太郎が、ひと味違った切り口で、ラインナップを紹介した。

創設者ドナルド・ヘスは、スイスのミネラル・ウォーター、ヴァルサー・ヴァッサーで材を築き、1973年に渡米。ナパに来てブドウ畑を拓く時、ロバート・モンダヴィの勧めに反してスイス人のヘスは山を選んだ。マヤカマス山脈側にある山AVAの中で最も南に位置し、海から吹き込む冷たい風を受けるマウント・ヴィーダーでは、厚い果皮のブドウを得られる。所有する1,200haの土地の6~7割を畑に、残りは自然環境を保全している。現代アートコレクションで世界100位に入るミュージアムを併設したワイナリーは、上質なワインライフを志向する来場者で賑わう。

そんなヘスのワインがBBQシーンでも活躍する様子が、アメリカのグリルメーカー、ウェバーの料理教室で展開された。蓋付きグリルで各素材にごとに下準備や焼きの技術の薫陶を受けながら、チャコールやガスを使い分けて調理。これにヘスの2つのレンジのワインをペアリングして行った。

業務用レンジのシャーテイル・ランチスから3アイテム。ゼスティなシャルドネは、コリアンダーシード、マジョラム、ガーリックパウダーを効かせた豚スペアリブの甘さを引き出す。セントラルコーストの軽やかな味わいのピノ・ノワールにジューシーな豚肩塊肉は鉄板の相性だが、杉の板に載せてスモークしたシダープランク・サーモンにも合う。果実味に微かにヴェジタルなタンニンが載ったカベルネ・ソーヴィニヨンには、オリーブオイルをたっぷり塗って甘みを閉じ込めて焼いたパプリカに。

高級レンジのザ・ヘス・コレクションから3アイテム。サン・パブロ湾に近いス・スコル・ヴィンヤードのシャルドネはアロマティックな香りがシンプルなピザによって引き立つ。25ドル以上カベルネのカテゴリで全米販売No.1のアローミ・カベルネ・ソーヴィニヨンは、アメリカンオークの甘めのタンニンが、蜂蜜を塗って皮目をカリっと焼いた鶏腿肉にも肉汁たっぷりの豚肩塊肉にもぴったり。フラッグシップのマウント・ヴィーダー・カベルネ・ソーヴィニヨンは山カベならではの黒い果実の凝縮感が、チャコールで香ばしく焼いたラムチョップや、ガスでしっとりと焼いた牛ステーキにそれぞれマッチした。

(Saori Kondo)

クレイグ・キャンベル、阿部健太郎

 

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