“微アル”「ビアリー」好調 第二弾<香るクラフト>追加で加速

アサヒビールのアルコール分0.5%“微アル”「ビアリー」が人気を集めている。6月29日からは「ビアリー」を全国販売に切り替えるとともに、新商品「ビアリー・香るクラフト」を首都圏・関信越の1都9県で発売。アルコールテイスト清涼飲料の6月までの累計売上げで前年比120%、6月単月では141%と高伸長している。
アサヒビールの調査によると、コロナ禍でアルコール飲用ヘビー層は家庭内でのアルコール摂取量が増加。アルコール摂取量を減らしたい人は全体の6割以上おり、ヘビー層では「健康を意識」してノンアル飲用量も増えている。また若年層ほど低アルコール度数の飲料を求めていて、“少し酔いたい”時にローアル・ノンアルを求めている。こうした飲み方の多様性を尊重しあえる社会の実現に向けて取り組むのが「スマートドリンキング活動」で、その第一弾商品が「ビアリー」。
 6月22日に行った「ビアリー・香るクラフト」オンンライン体験会で萩野智也新価値創造推進部ブランドマネージャーは「ビアリーは20~30代、また女性若年層の購入が高い。またビールとの併買、新規エントリー率の高さが特徴。微アル第二弾の<香るクラフト>では、フルーティで華やかな香りをシーンやペースに合わせて自由に楽しめるよう提案。ビール主飲者から、本格的なビールの味が苦手な、お酒があまり飲めないけれども楽しみたいという人まで提案していく」という。
今後は「飲用体験の場の創出や広告展開等により、顧客の生活の豊かさに繋がるような活動を推進する」(荻野氏)。具体的には、サンプリングやマストバイキャンペーンを通じた飲用機会の創出、量販・業務用での展開、広告展開やSNS活用などを通じて、スマートドリンキングの普及をいっそう加速させる。

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