メルシャンよりレッド・ブレンドのワインが新発売

写真/左から「メルシャン・ワインズ ブレンズ パーフェクト・ブレンド マイルド レッド」「同 リッチ レッド」「フロンテラ プレミアム レッド・ブレンド」

メルシャンは3月20日、「ブレンドワインセミナー&新商品先行体験会」を開催し、同社マーケティング部ブランドグループの伊藤佳奈子氏と水野俊介氏が説明した。2ブランドからいずれもレッド・ブレンドを新発売。3月22日より発売の「メルシャン・ワインズ ブレンズ パーフェクト・ブレンド リッチ レッド」はイタリアとオーストラリアのブドウを使ったレッド・ブレンド。辛口フルボディで厚みのある味わい。併せて、既存の「同 マイルド レッド」はパーケージをリニューアル。それぞれ味わい(マイルド、リッチ)を大きくラベルに表記し、“わかりやすさ”で消費拡大を図る。

新たな「レッド・ブレンド」を手に持つ、メルシャン マーケティング部ブランドグループの伊藤佳奈子氏(左)と同グループの水野俊介氏。

伊藤氏は「レッド・ブレンドは2000年代のアメリカからブームが始まり、2020年代には幅広い価格帯で販売される定番のスタイルとなった。品種を推測する必要がない、親しみやすさとわかりやすさがヒットの理由だと思う。メルシャンでも、難しさから解放され、もっとワインを楽しんでもらうためにレッド・ブレンドを提案したい」と説明。「メルシャン・ワインズ」は昨年から始動したワインブランドで、現在イタリア、オーストラリア、スペインの4社のワイナリーと提携。国を跨いだブレンドで味の幅を広げながら、日本の消費者のニーズに適う商品開発を行っている。

また3月28日よりチリのコンチャ・イ・トロが手がけるプレミアムシリーズ「フロンテラ プレミアム レッド・ブレンド」を新発売。同ワイナリーはB Corpを取得しており、世界的にもサステナブルなワイン造りを牽引する。「フロンテラ プレミアム」のターゲット層は“週末は上質で、高級感のある商品で食卓を楽しみたい”お客。「レッド・ブレンド」はオークを使用し、タンニンの心地よい渋みと、凝縮された果実味のバランスに優れた味わい。同商品は世界に先駆けて日本で販売する。

「コロナ禍でチリワイン市場はダウントレンド。一方で(コンチャ・イ・トロのプレミアムレンジ)カッシェロ・デル・ディアブロは伸長継続」と水野氏。そして「大橋健一MWとともにチリワインのイメージを“安旨”から“高品質”に変革すべく、ディアブロとともにフロンテラ・プレミアムを、プレミアムチリの扉を開くためのブランドにしていく」と述べた。

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