サッポロビールは新ジャンル「サッポロGOLD STAR」を2020年2月4日から発売する。
力強く飲み飽きない理想のうまさが特徴。「黒ラベル」で採用している「旨さ長持ち麦芽」、「ヱビスビール」で採用している「ドイツバイエルン産アロマホップ」をそれぞれ一部使用。また「黒ラベル」「エビスビール」の仕込み方法である、煮沸工程を2回繰り返すことで濃厚な麦汁をつくる“ダブルデコクション法”を採用した。
アルコール分5%。350ml缶、500ml缶、オープン価格。販売計画は360万ケース(大びん換算)。品目はリキュール(発泡性)①。
節約志向が続くなかで、新ジャンルへの期待はさらに高まりを見せており「新ジャンル市場は、おいしさ価値第2ラウンドへ」(髙島英也社長)と位置付ける。コミュニケーションは「これが、サッポロの金星。」として“キンボシ”の愛称を強調。同社が「黒ラベル」や「ヱビス」で培った技術や信念の全てをつぎ込んだ“本気度”を、リアリティをもって伝える。2020年の新ジャンルは、19年8月にフルリニューアルした「麦とホップ」と「ゴールドスター」の“ツートップ戦略”で「異なるお客様価値にアプローチする」(野瀬裕之取締役常務執行役員営業本部長)と説明。「発売日は16年前に(初の新ジャンル商品)『ドラフトワン』を全国発売したのと同じ日。社員全員燃えている」と力を込めた。
「令和時代のマーケティング」で味わい設計
野瀬営業本部長は「ゴールドスター」の味わい設計について「はじめは『麦とホップ』との対比で味わい設計を考えていたが、発想転換し“おいしさ”を最優先して商品開発した」と説明。会見後の囲み取材では「従来のようなコク・キレ系といった発想ではない。それは平成のマーケティング。令和時代は、情緒的なものも含めた複層的なものに移っている」と話し、“新時代”の新商品を印象付けた。
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