キリンHD「プラズマ乳酸菌」ラインアップ拡大、外部パートナー連携強化で

キリンホールディングスは独自素材「プラズマ乳酸菌」の事業戦略発表会を10月5日にオンラインで開催した。

外部パートナー企業と連携し、プラズマ乳酸菌を配合した免疫機能の機能性表示食品のラインアップを拡大。キリングループ27商品、外部パートナー企業6社11商品の、計38商品を展開する。


「プラズマ乳酸菌」は免疫細胞の司令塔を直接活性化する唯一の乳酸菌で、健康な人の免疫機能の維持をサポートする。2020年に日本で史上初めて“免疫”に関して消費者庁に届出受理されている。
南方健志取締役常務執行役員ヘルスサイエンス戦略担当は「1~8月販売金額は前年比5割増と好調。市場拡大を見込み、自社の菌体製造設備を増設し、23年の年間製造能力は約2倍となる。“免疫ケア”の習慣化に向けて、パートナー企業との連携をさらに活発化させ、お客様との接点を拡大していく」と説明。
永井勝也ヘルスサイエンス事業部主幹は「CMを通じて幅広く免疫ケアを啓発していく。また観光団体との連携、スポーツ観戦支援、学校での免疫授業なども行い、より多くの人に知ってもらうよう発信していく」と話した。
海外展開も活発化させ、計画では2024年末には190万人のユーザー獲得、2027年には営業収益500億円を目指す。

発表会にはTVCMに出演しているタレントのタモリさんが出席。日本医科大学の北村義浩特特任教授とともに、プラズマ乳酸菌の有用性をアピールした。

 

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