スマドリ、Z世代の声取り入れたアル分3%ワインカクテル「メロル」発売

アサヒビールと電通デジタルの合弁会社スマドリは、アルコール分3%の低アルコールカクテル「mellowl-メロル- 葡萄とざくろのワインカクテル」を5月30日から発売した。
低アルコールカクテル「koyoi」の開発・販売を行うSEAM(本社神奈川)とともに開発した低アルコールカクテル商品の第2弾。Z世代の消費者の声を取り入れ、飲用シーンを起点に開発している。

「メロル 葡萄とざくろのワインカクテル」は、“自分の好きを、大好きな人に共有できる幸せ。”をコンセプトに開発。赤ワインをベースに、ざくろと2種類のブドウ果汁(カベルネ・ソーヴィニヨンとコンコード)を73%使用している。果実の甘みや爽やかな酸味に加えてフルーティな渋味があり、濃い果実感がありつつスッキリした口当たり、複雑な味わいが楽しめる。
容量300㎖瓶で、SUMADORI-BAR SHIBUYAではグラス600円、ボトル1,000円、THE 5th by SUMADRI-BARではグラス800円、koyoi ECサイトでは1本700円、2本1,250円(送料別)。販売本数1,200本限定。
第1弾の「メロル 夜風感じるトロピカルミント」は3月に500本限定で発売し、3週間で完売した。開発にはスマドリバーに来店した消費者12名とワークショップを2度行い、“Z世代がお酒が飲みたくなるシーン”を導き出し、それに合った中味を選定。第2弾では3名を「メロルプロデューサー」に選定し、よりZ世代の日常に近づけるべく完全密着で共創を図った。

左から、スマドリ京谷めいブランドマネジャー、高橋徹也社長、SEAM谷恭兵取締役

5月30日にスマドリバー渋谷で行った新商品発表会で、プロデューサーの一人、野沢あやこ氏は「自分自身、良いものに時間やお金をかけたいという思いがある。その点、メロルにはちょうど良い特別感がある」と話す。
スマドリの高橋徹也社長は「健康志向、ロー・ノンアルコールの選択、責任ある飲酒に向けた取り組みは世界的な動きだ。アルコール分0~3.5%商品の販売容量は、世界的に2026年には2017年比で114%伸長すると予想されている。国内でも2026年には17年比132%に伸びる予想。スマドリバーから情報発信し、店舗で得たデータを商品開発に活用していく」と述べた。

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