グリフォイ・デクララ/エル・モラール村を守り抜く

DOQプリオラートの2種。「グラン・プレディカット・ブラン 2018」(8,800円)と「グラン・プレディカット・ネグレ 2017」(7,700円)

ロジェール・グリフォイ・デ クララ氏。エル・モラール 村の村長も務め、村全体の 活性化を目指してきた。次 世代へ継承できる持続可能 な農業にも取り組む。

「同じ村なのに、1本の境界線で2つの 産地に分かれる。でも、私たちにとって ここはひとつのエル・モラール村だ」。
プリオラート南西端で、1736年から 途絶えることなくブドウを育てるグリフォイ家。5代目当主のロジェール・グリフォイ・デクララ氏の郷土愛は熱い。 19世紀末のフィロキセラの被害と都市化の波で多くの住民が山里を離れていく中、家族は土地に留まり、ブドウ、オリーブ、アーモンドの木を育て続けた。 ロジェール氏はアルバロ・パラシオス氏の元で研鑽を積み、2001年に自社ワイナリーを設立。2017年、大きな決断を下す。村の西側を対象とする DO モンサンから離脱し、自社単独の認証「マウンテン・ワインズ」を立ち上げた。エル・ モラール村の真のテロワールを表現した いという想いから生まれた挑戦だ。 「マウンテン・ワインズ」の畑には……(続きは本誌に掲載)

取材・文 宮田渚

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続きは、WANDS 3-4月号
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