「2020年戦略」販売目標は7割増に‐ブルックリンブルワリー・ジャパン

↑右から米BB社オッタウェイ社長、キリンビール布施社長、BBJ社平岡社長↑

キリンビールと米ブルックリン・ブルワリーが共同出資するブルックリンブルワリー・ジャパンは12月19日、「2020年戦略発表会」を来年2月に東京・兜町にオープンする「ブルックリン・ブルワリー」のフラッグシップ店「B(ビー)」で行った。

世界初出店となるフラッグシップ店を通じ、ファッション、音楽、アートと融合した新しい飲用シーンの発信で、若者を中心にビール消費に刺激を与えるとともに、街の再活性化にも挑戦。「2020年は19年の63%増をさらに上回る、73%増が出荷目標で、飛躍的な成長を目指す」(ブルックリンブルワリー・ジャパン平岡敬規社長)と意気込みを示した。

「B」は2020年2月1日、東京・兜町にある1923年(大正12年)築の元第一銀行の建物「K5」の地下に出店予定。ブランドの基幹商品に加え、ここでしか飲めない直輸入ビールやオリジナルビアカクテルなど多種多様なビールを提供する。さらにコンスタントに変わるアートや音楽などの店内コンテンツで魅力的な空間を演出。クラフトビールの成功でビール産業の復権と街の再活性化につなげた創業時のエピソード“ブルックリンスタイル”を思わせる取り組みを日本でも展開していく。
席数120席。営業時間16時~23時・年中無休(予定)。
米ブルックリン・ブルワリー社のロビン・オッタウェイ社長は「香港、北京、パリ、ロンドンなど4~5年前から出店構想を練ってきた。旗艦店ということで慎重に考えてきた。東京は今後の展開を決める重要な位置づけとなる。今年最も成長し、これからも成長の見込める市場。人と文化を繋げる役割をこれからも果たしていく」と話した。

 ブルックリンブルワリー・ジャパンの平岡社長は振り返りと2020年戦略について「2019年は基盤商品を強化し、販売計画を前年比5割増としていたが、それを上回る63%増と大幅成長した。ビールとファッション、音楽、アートとの取り組みで新たなシーンを創出し、間口を拡大できた。2020年は新スタイル・シーンを創造し、73%増の飛躍的な伸びを目指す。基盤商品に加えて、多様性を広げる新商品を投入する」と説明。
キリンビールの布施孝之社長はクラフトビールの事業展開について「総市場の縮小や消費税増税の逆風のなかでも大幅な成長を継続している。複数のクラフトビールが飲める『タップマルシェ』設置店は1万3000店となり、クラフトビールはどこでも飲めるビールとなって認知・飲用経験もさらに上がっている。なんとなく、クラフトのうねりが起きそうな動きになっており、次の成長フェイズとして個別ブランドを強化するときが来ている」と期待を込めた。

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