カテゴリー:Wines
-
「麻井宇介のワイン余話」 余話。その1 ワインづくりが技術を獲得するまで 〜パスツール以降〜①&②
余話。その1 ワインづくりが技術を獲得するまで 〜パスツール以降〜① 私たち日本人は、ワインを酒の一種と考えます。エチルアルコールを含んでいて、飲めば酔っぱらう液体。酒というものの属性をこう捉えてしまうと、ワインは…詳細を見る -
歴史的なワイナリーから生まれた新星「フィッリ・ルイージ・オッデーロ」
バローロの「オッデーロ」と聞けば、ラベルに太い文字でODDEROと記してある老舗のワイナリーを思い浮かべる人が多いのではないだろうか。この「フィッリ・ルイージ・オッデーロ」は、2006年からオッデーロ家から独立して新たな…詳細を見る -
「麻井宇介のワイン余話」余話。その1 ワインづくりの技術を獲得するまで⑤ ⑥ & ⑦
余話。その1 ワインづくりが技術を獲得するまで⑤ 生まれて日の浅い微生物学は、ここに到ってビール醸造をリスクの多い職人の仕事から近代化工業へ脱皮させる原動力となったのでした。しかしこれ以後、ビールが巨大な装置産業…詳細を見る -
「麻井宇介のワイン余話」余話。その1 ワインづくりが技術を獲得するまで③ & ④
余話。その1 ワインづくりが技術を獲得するまで③ パスツールは酒の病気から人間の病気へ研究の分野を移していきます。この時代、病原菌の研究には、もう一人の偉大な学者がいました。ロバー ト・コッホ(1843-1910)…詳細を見る -
「麻井宇介のワイン余話」その1 ワインづくりが技術を獲得するまで① & ②
「余話」とは、本筋以外の話です。ここで本筋というのは、「常識」とか「基礎知識」と形容されるたぐいの話をさします。ワインの概略を、偏らずに、過不足なく知るための教科書のようなものが、まずあってしかるべきです。それを本筋の話…詳細を見る -
「麻井宇介のワイン余話」の余話/1990年1月、信州桔梗ケ原にて
1985年夏、ワイン業界はジエチレングリコール混入事件で大騒ぎだった。 国産ワインのラベル表示をめぐって消費者団体がワイン生産者に質す(ただす)という趣旨の会があった。たしか主婦会館だったと思う。会場のひな壇に生産…詳細を見る -
古木の葡萄を使い繊細、複雑かつ長熟可能なジンを造る『ベッドロック』
カリフォルニア、ソノマに2007 年に設立されたワイナリー『BEDLOCK ベッドロック』の共同経営者兼ワインメーカー、モーガン・トゥウェイン= ピーターソンは、今、カリフォルニアで最も注目を集める若手醸造家の一人だ。 …詳細を見る -
最近のソーテルヌ・シャトー売買状況
1999 年にLVMH グループがシャトー・ディケムを買収した後、ソーテルヌのシャトーの売買は一時落ち着いたかに見えたが、この10年来、フランス国内、輸出市場ともに甘口ワインの販売が低迷し、ソーテルヌの多くのシャトーが経…詳細を見る -
誕生! 千曲川左岸と千曲川右岸のワイン
リヴ・ゴーシュ(左岸)とリヴ・ドロワット(右岸)。 パリを流れるセーヌ川でもなければボルドーのジロンド川でもない。シャトー・メルシャンの新しいワイン、北信左岸シャルドネと北信右岸シャルドネの話である。正確には「シャ…詳細を見る -
ボルドーワイン 才能あふれる5 人のコンサルタント
今、最も活躍するボルドーの5 人のワイン・コンサルタントが代表的な顧客のワインを持ち寄って紹介するという催しがパリのレストラン・アルページュで開かれた。 「才能溢れる5 人のワインの帝王」と題したこの催しに出席した…詳細を見る
最近のコメント